昨日の私をこえていく

「昨日の私より、1時間前、1分前、1秒前、そんな私より、もっといい自分になりたい!」 by キュアドリーム

Surface Pro 2の使用感

 Surface Pro 2を購入してしばらくたちますが、今回は使用感などを書いてみます。まだ、外出時のネット環境が整ってないので、室内での使用についてですが。

 フルバージョンのWindowsが動くタブレット型PCなわけですが、前回も書いたように重さがそれなりにあるので、手に持ったまま使うのはつらく、キックスタンドを立てて使います。入力作業などをしないときは、別売キーボードをはずすとあまり場所を取らずにおくことができます。このキーボードをはずしたときのお手軽感はなかなかいいです。普通のノートPCでは、ここまでお手軽な感じはしないですし。使わないときのキーボードは案外じゃまだったんだな、と気づかされます。

 タブレット型なのでタッチ操作もできますが、ストアアプリはいいとして、従来のデスクトップアプリはアイコンやボタンが小さすぎて、指でタッチするのは無理があります。スクロールや拡大縮小なんかは指でもできますが。

 そこで役に立つのが、付属のデジタイザーペンです。デジタイザーペンを画面に近づけると、ペンカーソルが表示されてマウスに近い感覚で操作できます。これがあるので、デスクトップアプリでもマウスがなくても使用できます。指でタッチ可能なところはタッチ操作で、それが無理なところはデジタイザーペンで、状況に応じて使いわけるといいです。Surface Proシリーズの使い勝手は、このデジタイザーペンによるところが大きいと思います。

 ただ、デジタイザーペンは画面の端のほうでは、タッチした瞬間にペンカーソルが勝手に移動してしまって、思ったところからずれてタッチされることがあります。この現象はコントロールパネルでの調整では直らなかったです。この点は残念ですね。

 キーボードがないときの文字入力は、タッチ操作によるタッチキーボードで行います。タッチキーボードにはいくつかの種類があって選べますが、一通りの文字や記号を普通に入力しようと思ったら「ハードウェア キーボードに準拠したレイアウト」にするのがいいと思います。

 下の画像のように、「PC 設定」から「PC とデバイス」の「入力」にある、「ハードウェア キーボードに準拠したレイアウトをタッチ キーボード オプションとして追加する」を「オン」にすると使用できます。本物のキーボードに近いキー配列なので、日ごろからPCを使っている人にはわかりやすいです。
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 これがデフォルトでは英語キーボードになっていて、このままでは日本語を入力するのに何かと不便です。で、ネットでいろいろ調べて設定して、どうにか日本語キーボードにすることができました。その設定をしたのが結構前なので、やり方を忘れてしまったんですが。今度、また調べ直して記事にします(汗)
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 タッチキーボードでも文字入力はできますが、当然のごとく打鍵感はなく、キーを見ないで入力するいわゆるタッチタイピングは難しいです。短い文を打つのがいいところです。また、タッチキーボードをオンにすると自動的に日本語入力モードになるので、半角の英字や数字を打ちたいときにはわずらわしいです。どこかで自動をオフにする設定があるのかもしれませんが、今のところ見つけられないので困っています。

 やはり、長文を入力するにはキーボードがあったほうがいいです。別売の専用キーボードの他に、USBやBluetoothのキーボードも使用できます。これもまた、状況に応じて使いわけるといいです。

 Surface Pro 2の画面は10.6インチでフルHD(1920×1080)で、かなりドットが細かいです。デフォルトでは文字の大きさは「大きくする」に設定されていて、普通に読める大きさではあります。しかし、文字を大きくすると実質的に解像度が下がったようなものですし、昔からWindowsのこの機能は文字とアイコンやボタンなどの位置がずれることがあるので、個人的には使えない機能だと思っています。
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 そういうわけで、あえて「小さくする」で使っていますが、そうすると文字が小せぇ小せぇ。読めないほどではないですが、短い時間でないと見ていてつらいです。長い時間見ていると、キュアラブリー目からビ~ムを出したときのように目が痛いです(汗)

 それでどうしたかというと、コントロールパネルの設定では文字は小さいままフルHDの広さを活用して、ソフト側に拡大機能があればそれを使い、なければWindows標準の拡大鏡を使うことにしました。Internet Explorerはタッチ操作で拡大できますし、日ごろテキストファイルの作成に使っているWZ EDITORも文字を拡大できるので、たいていはこれで間に合います。あとは必要に応じて拡大鏡を起動すれば、まあなんとかなりそうです。

 そうそう、バッテリーの持ちは私の使い方では6時間くらいでしょうか?重いソフトは使わないのですが、ブラウザー、オフィス、テキストエディターといった軽めのソフトを使っている分には、一回の充電でその日は持ちますね。通常使用には十分だと思います。

 Surface Pro 2は状況に応じた使いわけがポイントになってくるのかな?と思います。あまり入力作業をしないときはキーボードをはずしたり、必要ならばキーボードをつけたり、タッチ操作をしたり、デジタイザーペンを使ったり、状況によって対応していくといい感じで使用できると思います。