テキストエディターのWZ EDITOR 7プレビュー版が公開されました。前バージョンのWZ6は新規にコードが書き直されましたが、WZ7はWZ6をベースに開発されたようです。機能的にはWZ6で十分間に合っていたのでどうなるんだろうと思っていましたが、いくつか新機能が追加されています。その中にWZ-IMEという専用のかな漢字変換までありました。もはや何に使うのか謎な機能ですが(汗)
とりあえず、インストールしてみました。ファイルを開いたときに画面に表示されるまでがモッサリと遅いですが、まだプレビュー版なので最適化もされてないでしょうしデバッグ用のコードがうめこまれているかもしれないので、これは仕方がないでしょう。WZ6やWZ5からの設定引きつぎもできるのでやってみましたが、案の定すべての設定が引きつがれるわけではないです。キー定義のユーザー追加定義はWZ6の「addkey.key」をコピーしたら使えるようになりました。
まだインストールしたばかりなので何ともいえませんが、プレビュー版なのであくまで評価用としての使用にとどめるのが無難でしょう…といいつつ、この記事はWZ7で書いていますが(汗)
私は、WZ EDITORは最初のバージョンから使っていまして、かれこれ15年になります。とはいえ、WZ5は使っていなくてWZ4からWZ6に飛びました。単にバージョンアップするつもりがそのまま忘れていただけですが。
MS-DOS時代はVZ EDITORを愛用していまして、キー操作などはカスタマイズしながら使っていました。Windows時代になってテキストエディターをどうするか非常に悩みました。VZの操作体系は独特のものがある上にカスタマイズしていたので、他のWindows用テキストエディターでキー操作をVZ準拠にしても、細かいところまで再現されてなくて困りました。実質的な後継ソフトのWZが登場してようやく救われました。以来、ずっと使いつづけているのでもはや手放せないソフトですね。
ただ、WZをお使いの方々はおわかりでしょうが、伝統的に機能は豊富ですがバグが多い、バージョンアップするたびに互換性の問題が出る、ユーザーインターフェイスのセンスがちょっと…、などマイナス面もあります。しかし、それは開発者の個性が色濃く出ているからでもあり、長年使っているとそれらも含めて愛着があったりします。もっとも、人様にはすすめられませんが(汗)