昨日の私をこえていく

「昨日の私より、1時間前、1分前、1秒前、そんな私より、もっといい自分になりたい!」 by キュアドリーム

ヘッドホン(カナル型)を購入しました

 ちょっと前にカナル型と呼ばれるイヤホン状のヘッドホンを買いました。本来は携帯用音楽プレイヤーで使用するものですが、小型で使い勝手がいいので室内で聴くときに普通に使用しています。昔は大きなヘッドバンド型のヘッドホンを使っていた時期もありましたが、じゃまだし夏場は暑くて蒸れるしで意外とたいへんです。だんだんと小型のインナーイヤー型やカナル型へと移行していきました。大型のものとくらべると音質面では不利なのですが、最近はカナル型でもかなりよくなっていて自分には十分な性能になっています。もっとも、普段あまり音楽は聴かない上にここ数年はプリキュア音楽ばかりなので、それほど高価なものは必要ないでしょうが。しかも、再生機器がXbox360ですし(汗)

 購入したのはオーディオテクニカ製のATH-CKM99です。実売は定価とはかなり離れていて12,000円前後ですが、自分としてはこのあたりが上限の価格です。以前はこれの旧世代のATH-CKM70を使っていました。今でも問題なく使えるのですが、はっきりとわかるくらい音質が落ちてきたので同じシリーズの新製品に移行して、旧機種は予備機とすることにしました。
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 ヘッドホンやスピーカーは新品ホヤホヤは本来の音が出ないもので、しばらく慣らしで再生してやるといいです。なるべく幅広いジャンルの音楽を再生させてあげます。といっても、プリキュアや昔のアニソンしか持ってないんですが。まあ、劇中のBGMなどは意外と様々な分野の曲がありますのでこれでいいでしょう。現在、累計で40時間くらい再生させています。最初は立体的には聴こえず、左右それぞれから音が出ているような状態でしたが、だんだんよくなってきました。また、高域と低域の一部が強くてきつく感じる音でしたがそれも収まってきています。

 このヘッドホンの音の傾向は、高域から低域までひと通り出せるバランス型ではありますが、ちょっと低域が強めでしょうか。ドラムスのアタック音はあまり固くはないですが、ベースは締まりと深みのある音です。今まで使っていたATH-CKM70はバランス型のちょっと低域弱めだったので迫力が増した印象です。高域の一部もハイハットなどの音がわずかに強調感がありますが、ATH-CKM70よりは抑えられています。いわゆるサ行のきつさはあまり感じられません。ボーカルは高域や低域に隠れることなく、バランス型らしく非常に素直です。音の響きや空間表現などは価格分だけATH-CKM99のほうが上ですね。

 このATH-CKM99はプリキュア音楽には向いているのではないでしょうか。ボーカルは素直ですし、劇中の様々な音楽をひと通り聴かせるだけのバランスのよさがあります。前音楽担当の佐藤氏のオーケストラ中心の曲も十分に表現されています。ちょっと低域強めなところは、現音楽担当の高梨氏のリズミカルな曲と相性がよいです。